展示場に行く前に準備しておくこと

展示場に行く前に準備しておくこと

家造りを思い立った場合には、ぜひ住宅展示場に足を運んで見ることをおすすめします。
もちろん、特に準備をせずに気が向いたときに訪れてみることも良いものですが、やはり家づくりのヒントとなる情報を収集するのであれば、持参したほうが良いものがあります。
特にこれから注文住宅を建てたいと考えている方は、積極的に展示場を活用し尽くす観点からも様々な事前準備をしておきましょう。
もっとも重要なのが写真を撮影することですので、可能であればスマートフォンの付属カメラではなく、コンパクトデジカメなどの撮影専用機を用意しておくと良いでしょう。
記録用のSDカードも専用のものを用意して、パソコン上で拡大してチェックできるようにしておくと便利です。
展示場のモデルハウスで配布されている資料は膨大な量となりますので、メーカー別に分けて整理できるクリアファイルもあると便利ですし、気になった点をさっと書き込むための筆記用具やメモ帳も持参しましょう。
また、多数のモデルハウスを巡ることになるために動きやすい服装や脱ぎ履きしやすい靴など、服装面にも気を配って展示場巡りを楽しみたいものです。

住宅展示場には、メモ帳を持っていく必要があります

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10以上のモデルハウスが並ぶ住宅展示場も珍しくありません。
そこで実物を見て情報を集めるには、注意点があります。
まずチェックするモデルハウスの情報をインターネットを集めるのです。
ホームページを見れば、そのモデルハウスの強みがわかります。
そしていくつかの疑問を持つはずですから、それを書いて持っていくといいでしょう。
実際の家を見ている時に、チェックリストが手元にあれば、1回の訪問で多くの疑問点を解消できます。
さらにメモ帳を持参して、モデルハウスを見ている時に思ったことをメモしていくのが賢明です。
帰宅してから家族で話し合いをすると思いますが、その時に情報があると話が進みやすいのです。
残念なことに一気に10以上の家を見ると一つひとつの印象が薄くなってしまい、家に帰ってから思い出すのが難しいことがあります。
何度も訪問するのが面倒になると、いくつかのメーカーを候補から外してしまい、ベストな選択をすることができなくなってしまうのです。
ですから事前に作ったチェックリストと筆記用具を展示場に持ち込むのが重要なのです。

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著者:大出久治

筆者プロフィール

鹿児島県大島郡生まれ。
住宅展示場の仕事に就いています。
ここでは住宅展示場の情報を発信しています。